美術の遊びとこころⅧ  五感であじわう日本の美術

7/2(火)~9/1(日)

三井記念美術館
東京都中央区日本橋室町2-1-1 三井本館7F

作品に表現された花の香りや動物の鳴き声を想像したり、人間が持つ五感を活用しながら、絵画や工芸品を鑑賞する展覧会。
月曜休館(7/15・8/12開館、7/16休館)。
一般1,200円、大学・高校生700円、70歳以上1,000円(要証明)、中学生以下無料。

「郭子儀(かくしぎ)祝賀図」 円山応挙筆 
江戸時代・安永4年(1775年) 三井記念美術館蔵
中央に座っている人物は、中国・唐時代の武将の郭子儀。子孫たちがみな出世し、本人も長生きしたため、おめでたい画題として好まれた。
「花見の図」 河鍋暁斎(かわなべきょうさい)筆
江戸時代・19世紀 三井記念美術館蔵
満開の桜のもと、天狗の面をかぶり、扇を手に酒の樽を背負った男性と、串団子をくわえた女性が酔いにまかせて踊っている。
「象牙果菜置物」 安藤緑山(あんどうりょくざん)作
大正~昭和時代初期・20世紀  三井記念美術館蔵
みずみずしい茄子や枝付きの柿、無花果、仏手柑、蜜柑は、象牙を彫って彩色をほどこしたもの。 本物と見まがうばかりの質感。
三井記念美術館<日本橋> ―伝統美の世界へ―
東京・日本橋にある美術館。国宝6点、重要文化財75点を含む、日本・東洋の美術工芸品約4,000点、切手類約13万点を所蔵。