企画展示「陰陽師とは何者か―うらない、まじない、こよみをつくる―」

10/3(火)~12/10(日)

国立歴史民俗博物館 企画展示室A・B
千葉県佐倉市城内町117

古代において成立した陰陽道の歴史とそこから生み出されてきた文化をさまざまな角度からとりあげて考える展示。また、平安時代に活躍した現・筑西市の出身との伝説もある陰陽師、安倍晴明の「ものがたり」を通し、実像に迫る。
月曜休館(10/9開館、10/10休館)。一般1,000円、大学生500円、高校生以下無料。

陰陽師と式神・外道 復元模型 国立歴史民俗博物館蔵
「泣不動縁起絵巻」の一場面を立体化したもの。祭壇にむかって祭文を読み上げる陰陽師とそのまわりには式神、外道たちが坐っている。
「鎮宅祭次第(ちんたくさいしだい)」江戸時代 国立歴史民俗博物館蔵
家屋を建てる前に、地の神をやわらげ、災禍を防ぎ、福運を祈願して行う鎮宅祭で、陰陽師が用いた呪符。奈良暦師吉川家旧蔵資料。
八将神(はっしょうしん)、歳徳神(としとくじん)、金神(こんじん)、豹尾神(ひょうびしん)といった陰陽道の神々の名を記した呪符、また雪隠〈トイレ〉に用いる人形や呪符も書かれている。
大学共同利用機関法人 人間文化研究機構|大学共同利用機関法人 人間文化研究機構|国立歴史民俗博物館