昭和モダン×百段階段~東京モダンガールライフ~

開催中~6/16(日)

ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
東京都目黒区下目黒1-8-1

1935年(昭和10年)築の木造建築・東京都指定有形文化財「百段階段」を舞台に、大正末期から昭和初期にかけ、近代的なライフスタイルを送ったモダンガールの装いや、おめかし、当時を代表する作家たちにより描かれた女性画などを通して、新たな大衆文化が開花した時代をめぐるように楽しめる展覧会。
会期中無休。
一般1,600円、大学・高校生1,000円、小・中学生800円、未就学児無料。※学生は要学生証呈示。

【漁樵の間 モダンガールのおめかし】
ルネ・ラリック香水瓶「ラ・ベル・セゾン(美しい季節)」アダチヨシオコレクシオン
洋風化への移行から定着が進んだ明治から大正、昭和初期にかけて輸入された舶来品、それらをオマージュして生まれた国産製品など、美しいデザインの香水や化粧品約50点を紹介。
【静水の間 描かれたモダンガール 竹久 夢二】
竹久 夢二「エイプリルフール」 1926年(大正15年) オフ三色版
1924年(大正13年)創刊の雑誌『婦人グラフ』表紙をはじめ、「セノオ楽譜」シリーズ、「中山晋平作曲全集」『令女界』などに描かれた竹久 夢二(1884~1934)によるモダンガールが大集合。
【星光の間 描かれたモダンガール 小林 かいち】
小林 かいち「彼女の青春」
流行の最先端であったアール・デコのスタイルを取り入れたモダンなデザインで独自の世界観を作り出し少女たちの熱狂的な支持を受けた小林 かいち(1896~1968)。
「二号街の女」「彼女の青春」「君待つ宵」「灰色のカーテン」などの代表作をはじめとした30点余の絵封筒・絵葉書類を通して小さな作品に凝縮された小林 かいちの世界を楽しめる。
協力:株式会社 港屋
【頂上の間 モダンガール その先の時代へ 】
加藤 美紀 過去作品イメージ「吉祥」部分 2016年(平成28年)
神秘的な女性像を描いた作品で国内外に多くのファンを持ち着物ブランドとのコラボレーションでも知られる画家・加藤 美紀氏。本展では文化財「百段階段」に佇むモダンガールをモチーフにした新作をお披露目。昭和初期の文化財建築と現代のアーティストによるコラボレーションが実現。
昭和モダン×百段階段 ~東京モダンガールライフ~ – ホテル雅叙園東京
開催期間:2024年3月23日(土)~6月16日(日) 文化財「百段階段」で華やかなりし大正ロマン、昭和モダンの帝都・東京へタイムスリップして街を闊歩するようなひとときをお過ごしください。