月百姿×百段階段~五感で愉しむ月めぐり~

10/5(土)~12/1(日)
前期:10/5(土)~11/4(月・振)
後期:11/6(水)~12/1(日)


ホテル雅叙園東京 東京都指定有形文化財「百段階段」
東京都目黒区下目黒1-8-1

1935年(昭和10年)築の木造建築・東京都指定有形文化財「百段階段」。
幕末から明治にかけて活躍した浮世絵師・月岡芳年が、月にちなんださまざまなモチーフを描いたシリーズ「月百姿(つきのひゃくし)」より、20点を前後期に分けて展示するとともに、現代のアーティストによる月をモチーフにした作品を展示。11/5(火)展示替えのため休館。

一般1,600円、大学・高校生1,000円、小・中学生 800円。※未就学児無料、学生は要学生証呈示。
一部展示替えあり。

■着物での来館者にホテル内の月のアートをモチーフにしたポストカードをプレゼント。また、入館料が当日券より200円割引に。※当日会場受付で購入の場合のみ割引適用。オンラインでのチケット購入は対象外。他の割引と併用不可。
■太田記念美術館との提携割引あり。※当日会場受付で購入の場合のみ割引適用。オンラインでのチケット購入は対象外。他の割引と併用不可。

草丘の間
文化財建築で見る月景色 。プロジェクションマッピングの巨大な月には、ウサギが出現。約2,000本のススキが風に揺れ、会場に響く虫の音と共に異空間でのお月見を体験できる。
月岡 芳年「石山月」1889年(明治22年)公益社団法人川崎・砂子の里資料館所蔵 斎藤文夫コレクション
石山寺から琵琶湖に映る月影を眺めながら、『源氏物語』の構想にふける紫式部。
月岡 芳年「朝野川晴雪月孝女ちか子」1885年(明治18年) 公益社団法人川崎・砂子の里資料館所蔵 斎藤文夫コレクション
無実の罪で投獄された父親の釈放を願い、雪の夜に冷たい川へ身投げするちか子。
月岡 芳年「月宮迎 竹とり」1888年(明治21年) 公益社団法人川崎・砂子の里資料館所蔵 斎藤文夫コレクション
かぐや姫が月に帰る姿を、竹取の翁が悲しそうに見送る場面。
漁樵(ぎょしょう)の間
高山 しげこさんの120cmの巨大な和紙の月と、京都の染屋「染司よしおか」(そめのつかさよしおか)による自然のもので染めた平安時代の男性貴族の衣裳の色の再現。
静水の間
中国の故事・隋時代の超師雄が遭遇した不思議な宴席の一夜をイメージ。梅の精・羅浮仙のシルエットや紅いランタンの炎がゆらゆらし、酒席のムードが漂う。
星光の間 現代アーティストによる月の姿  伊藤 咲穂さん 和紙作品 屏風「Breathing of the Night Ⅰ」2024年 
出身地の島根県・石州和紙を独自に作り、月のエネルギーが呼吸しあい融合している姿を描いた作品。
月百姿×百段階段~五感で愉しむ月めぐり~ – ホテル雅叙園東京
期間:2024年10月5日(土)~12月1日(日) 本展では「月百姿(つきのひゃくし)」より20点を前後期に分けて展示するとともに、 現代のアーティストによる月をモチーフにした作品が登場します。浮世絵に描かれた月が目の前に現れたかのような空...