2017年6月号「渋い」

渋い

読者の投稿に編集部A2Cが毒ゆるいツッコミを入れるこのコーナー。今回のお題は「渋い」です。俺様が10年くらい前に知ってからというもの「渋い」と目をつけてた動物がハシビロコウなんだけれども、最近はフレンズの影響もあり、すっかりメジャーになってしまって俺様複雑な心境なりよ。まあ、フレンズのデザインが秀逸だったので満足だし、なんといっても、けものは居てものけものはいないからね。そんなわけで今月もスタートです。ウェルカムトゥようこそイージーブレイク!

●残念ながら、渋いところなんて一つもありません!あ、金払いはちょっとかも…?【ゆいまる】
★山田くーん、座布団1枚!

●ハードボイルドに憧れるって良く言う旦那。ハードボイルドって、つまり…渋いおじさんのこと?残念ながら、旦那は渋くないなーといつも疑問に思ってるわたしです。【ふーこ】
★ハードボイルドって、本来は文体のことなのに、葉巻にトレンチコートにバーボンみたいなある程度共通の認識をみんなが持ってる不思議な言葉だよな。しかし、ガンプラとか買いあさっていた子どもの頃、40も半ばになったらハードボイルドな大人になるんだと思っていたが、酒もタバコも、ついでに女も縁遠いまったく生煮えな男になってもーた。それどころか、次のガ◯ダムの新作にすげーワクワクしてるっていうね。まったく成長してねぇー。

●最近着物にハマっています。女性らしい明るい色合いの柔らかいものよりも、渋い色合いの紬が好き。【着物好き】
★和服の女性はズルいよなぁ。ああ、きっと、男子でいうハードボイルドな格好が、女性では着物なんだな。

●「渋い大人」になりたかったけど「おこちゃまな大人」になっちゃったです~。【ポペプ】
★自分もです~。←もちろん語尾はタラ調で。高校の時、某バンパイアハンターに憧れて無口でクールなキャラを実践していたら、単なる存在感のない人になってしまったのは、俺の人生やり直したいポイントの第13位くらいにランキングしている。

●いろいろと不器用なので、いっそ高◯健のような渋さが欲しいところですが、存在感が空気並みに軽いこの現実。【nyao】
★自分不器用っすから…。って、俺も多様してたが、あれ建さんが言うから成立するんであって、俺が言っても本当にただ不器用なだけなのよね…。先のバンパイアハンターもそうだけど、実力とルックスが伴ってないとダメなことに気付いてなかったわー。

●渋い声と言えば「大塚◯夫」さんしかでてきません!名作ゲーム「メ◯ルギアソリッド」シリーズの主人公スネークを演じていらっしゃいます。映画の吹き替えでもよく出演されてますね!セガールの声は大塚さんが常に担当してらっしゃいます。【moka】
★この人の声は渋いという形容詞以外ありえないね。他にパッと思い浮かぶのは、紅豚の森山氏や次元の小林氏、24の小山氏辺りか。最近では鬼灯の人とか。って結構いるもんだな。俺もせめて声だけでも渋ければ、人生違っていたかもしれんのになぁ。

●電話での声と実際に会った時のギャップが大きい人いますよね。期待が高まるだけあって、その後が…です。【シーザの息子】
★声だけ良くても、ダメでしたか…。

●重低音の渋い声に憧れますが「だみごえ」との境目がいまいち良く分かりません。…風邪をひいてハスキーになるとちょっと嬉しいですが、普段はおっぺけぺーな声をしています。【復刻版希望】
★女性はハスキーな声の男性好きだもんなぁ。って思ったら、自分の声かーい! 確かに、ウイングのブロークンした天使歌ってる人の声なんかはセクシーだよな。でも、女性は高くても低くても魅力足り得るからいいじゃない。ただ、おっぺけぺーって久しぶりに聞いたぞ。

●去年のこと、柿狩りに行ったのですが、渋柿に当たって死ぬかと思った。渋柿って、こんなに渋いんだって。いい体験ができました( ̄▽ ̄;)【こはみえ】
●子供の頃、渋柿と知らずに食べた時の柿の味は今でも忘れられません。【50代女性】

★ああ、俺も下校途中に食べたっけな。当時の感想としては、大量の髪の毛を口に入れちゃった感じだったんだけど、この表現は未だ誰の共感も得られていない(笑)

●手間をかけずに庭の片隅でもゴーヤなら育ちます。【55歳女性】
★良い情報なのだけど、ゴーヤってチャンプルー以外に食べ方知らないよね…。

●イージーブレイクPickupが渋いです。中折の余白、縦2行の極小スペース。しかも首を90度傾けないと読めない。…ううっ(T^T)【二階から手ぐすね】
★だろ? 無理矢理ねじ込んでやったわい。気付いて読んでくれてありがとう。ところで、読むときは首じゃなく、本紙の方を傾けてくれたまい。

●小学2年のクラス替えで、大人っぽく見せたかった吾輩は自己紹介の「好きな色は?」の問いに思わず「グレー」と答えた。それが、どんな色かも分からずに…!!幼いながら渋い好みと思われたかったんだにゃ♪【笹蒲鉾之助】
★吾輩は、高校の時、好きな子が淡いピンクが好きだと言っていたので、逆にその子に好きな色を聞かれた時にピンクと答えたら、ことあるごとにくれるものみなピンク色になってしまったことがあったにゃ♪

●SEI◯Uのパンがなかなか渋い味です。【BOO】
★なんでお店全体一括りなんだっぺよ。甘いのとかしょっぱいのとかも売ってるんだっぺ?それとも甘くても渋い味わいなのかな?それだったら逆に気になる。

●子供の頃たまにドングリっぽいのを拾って食べたけど、だいたい渋い。栗はすごい。美味しい。【目玉焼きは2個】
★木いちごとか果物的なものはよく食べたが、木の実はあんまり拾い食いしたことないなぁ。あ、でも最近ドングリのお酒を飲んだら美味しかった。ところで、栗って生でも食べられるんですね。知らんかった。

●趣味は野鳥観察。なかなかまわりにはよさが分かってもらえないかも…。【45歳女性】
★俺は小学生の頃になぜか野鳥にハマった時期があって、図鑑などで名前とか覚えたんだけど、実際にこの目で見たのはほとんどいないっていうね。友達と2人で野鳥を見に高尾山まで行ったけど、舗装された登山道しか行かなかったので、収穫はハトの鳴き声だけなんてこともあったな(笑)

●家庭菜園用に耕運機購入を考えていましたが、インターネットで中古トラクターを購入。乗用はやはり楽です。【60歳男性】
★トラクターって、家庭菜園のレベルを越えてるやん。ゾーマ倒せるレベルでバラモス倒すみたいな感じ。

●還暦を機に茶道の手習い、“渋い!”【むっち】
★自分で言っちゃうのはどうなん?と思わなくもないが、確かに渋い。俺様も渋い還暦に憧れるけど、このまま行くと還暦過ぎてもやっぱりジムよりザク派だなとか言ってる予感(笑)

●主人はプラモデルが得意!! 城やかぶと。渋いでしょう。【ぶっちゃん】
★ガンプラ少年だった俺様からすると、憧れるところではあるが、大人になると時間も根気もなくなってるんだよねぇ。俺の知ってる頃とはまったく別次元になっている最近のガンプラの出来が凄すぎたので、これは童心に返って一丁作ってみるかと挑戦してはみたものの、片腕作っただけで力尽きたわ(笑)

●ラジオで流れていた朧月夜を口ずさむと子ども達に渋い!と言われます。昭和生まれだから~と言われると確かに昭和生まれだけど…大正・明治・慶応みたいな感覚なのかしら…渋いカナ!?【ガンコ】
★その子らも、50年後にようかい◯操第一とか口ずさんだら、その時の子どもに渋いと言われたりするんだろうか?それともやっぱり曲調の方が重要なのかなぁ。

●体が昔から「超」固いのにヨガを始めました。少しでもやわらかくなるよう…は手遅れだから、遅ればせながら人並みをめざします。【ビッキーママ】
★ヨガといえば、手足を伸ばして攻撃したり、火を噴いたり、空中に浮いたりするんだべ?あれは大変だよなぁ。がんばって修業してください!!

●日本の歴史、特に戦国時代が大好き。本屋さんに行くと必ず関連本を買ってしまう。【歴女】
★歴史は好きなので、久秀が茶器で爆死って、やってることは同じなのにラ◯バ・ラルとは大違いだよねーとかって話で盛り上がれる女子がいたらいいなと思うけど、いかんせん俺が浅く広くなので、逆についていけなさそう。AV機器の配線を女子がさっとやっちゃって、男子のアイデンティティが無いみたいな(笑)

●渋いといえばやはりお茶です。若い頃から濃くて渋いお茶が大好きなので、勤め先でお茶当番の時はよく言われました。【50代女性】
●深蒸し茶の渋さ。甘いものを食べた後にはたまらないです。濃くて渋みのつよいお茶、くせになります。【42歳女性】
●渋いお茶が大好きな祖母。必ず行くと渋~いお茶が出されるのですが、なかなか飲めず実は困ってしまいます。【ちけっこ】
●緑茶の渋い味に旨味を感じるようになり、大人になってきたのかなと思いました。【緑竜】

★お茶が美味いと思う様になった時は大人になったと思ったけど、飲みたいと思うのは食前・食後とかで、普段飲むならやっぱり味がついてるものの方がいいんだよな。同僚にいつも甘いものばっかり飲んでると言われて考えたんだけど、咽が渇いたときはもちろんお茶や水がいいわけで、いつも俺が飲んでるのは、大阪のおばちゃんの飴みたいなもんだと気付いた。味のついてない飴が好きな人はいないわけで、そう考えれば俺のいいたいことが分かってもらえると思う。

●渋いお茶でカゼひかない。【37歳男性】
●元カープの前◯選手。引退したら渋さがなくなってる気がする。【41歳女性】

★この2人をなぜ並べたのかというと、常連なのにもかかわらずペンネームを書き忘れているからなのだ。こちらで勝手にいつものペンネームにしちゃってもいいんだけど、今回は敢えてかもしれないし判断できないので、書き忘れの無いようにお願いします。

●茶の木村園さんにかき氷を食べに行った時、2番人気の濃い抹茶を注文しました。それほど抹茶好きではなかったせいか、食べてみると抹茶の渋さ・苦さがガツンとくるではありませんか。量もけっこう多かったので、その渋さに耐えながら必死で食べました。やっぱり最初は普通の抹茶味の「宇治ミルク金時」にしとけばよかったです。【パスパドゥール】
★それはもう単なる冷たい濃い抹茶飲んでるのと変わらんもんな。追加で練乳とかかけてもらうことはできないのかな?

●私のGW1番のイベントが霞ヶ浦ふれあいランドでした…。よく寝る日々でした。【23歳女性】
★俺も寝GWだったな。唯一行ったのが東京の友達に連れられて行ったかき氷屋とラーメン屋。どちらもすげぇ並んだ。天然氷のかき氷を初めて食べたよ。天然氷は頭キーンってしないという噂を聞いていて「いやいや、そんなわけあるかい」と思っていたのだけど、本当にしなかったのはびっくりした。キーン直前の、あ、これヤバい来る!ってところまではいくんだけど、それ以上いかないの。ラーメンは確かに美味かったけど、茨城でも同等の店はあると思ったな。最近のつくば辺りのラーメン屋はホントレベル高いからなぁ。

●4歳の娘は、おまんじゅう、大福、和菓子が大好き。緑のお茶が合うのよ~と、おばあちゃんかい?とつっこみたくなります。【ちい】
★和菓子だけでも渋いのに、組合せもか。めっちゃ可愛らしい。

●友人の子ども(5才)に好きな食べ物は?と聞くと「も・ず・く」との答え。5才にして渋すぎる…。【39歳女性】
★なんで「オ・モ・テ・ナ・シ」みたいな言い方なんだよ(笑)女の子だったら将来有望だな。あ、いや心配か。

●我が家の食卓。中学・小学・幼稚園の3兄弟ですが、みんな煮物が大好きなので、いつも和食の渋めで一品食べてます。【41歳女性】
●姪が和総菜などビュッフェ付き定食屋で柴漬けをひたすら食べていた。若人よ、時代は漬け物か?【アミジェンニュ】

★弟が小さい頃、梅干しが大好きで瓶から勝手に食べてて、必要な時に無くて困ったことが多々あったのだが、大人になった現在は梅干しがキライである…。

●子どもにうめぼしをあげたところ、みるみるうちに顔がスッ◯マンのような渋い顔に大変身してました。【いくいく】
●赤ちゃんヨーグルトをケチり、普通の無糖ヨーグルトを愛息子に。独特の酸味にベェーと舌を出し渋い顔。ケチな母ちゃんでごめんよ。【32歳女性】

★当然ながら、赤ちゃんも美味い不味い分かるんだな。赤ちゃんにも、ゼリーより煮こごりの方が好きだみたいな、渋好みの子とかいるんだろうか?

●車の点検に行った時のこと。「お飲み物は?」と聞かれ、「ココア」と答える私の横で「梅こぶ茶」と答える主人。何かと渋好みです。【りんごちゃん】
★俺もココアだな。カップの自販機だったら、ミルク・砂糖増量押してるね。だけど、梅こぶ茶も飲めばくせになる中毒性あるよね。

●コーヒーはブラックで少し渋めが好きですが、彼女さんとは極甘でぇ~す♡【ゾロメのハンジ】
★極甘ミルク増し増し中年は、やはりモテないのかのう…。そう思って、さらに健康などを鑑みてしばらくブラックで飲んでみたんだけど、2・3杯続けて飲んだら頭フラフラというか目眩というか、なんか気持ち悪くなっちゃったのよね…。極甘はともかく、ミルクは必須ですわ。そんなスイーツ中年に誰か愛の手を!!

さて、今回もどったんばったん大騒ぎしたところで、今宵はここまで。しかし、WEB版になったことで文字数の制限がなくなったのが良し悪しで、制限があると没が多くなるかわりに、内容がシェイプされて洗練されてたんですよね。今のスタイルだと、どこまで削ってどこまで盛るべきかちょっと悩んだりもします。そんなわけで(←どんな?)次回のお題は「誤解」です。したこと、されたこと、それによってこんな事が起こった。そんなエピソードお待ちしております。