2016年9月号「言いまちがい、聞きまちがい」

言いまちがい、聞きまちがい

読者の投稿に編集部A2Cが毒ゆるいツッコミをいれるこのコーナー。今回のお題は「言いまちがい、聞きまちがい」です。俺は小さい頃、ウルト◯マンレオのことをウトマレロと言っていたらしい。他の光の戦士達は普通に言えてるのになぜかレオだけそうなっていたとか。とりあえずヒーローに対して「疎まれろ」は無いよなと思う大人になった俺様は、お店の中で大きな声でミドリムシと言おうとしてサナダムシと言ってしまい、周囲から疎まれるっていうね…。

●真田丸をなぜか「さだなまる」と呼んでしまう事態がたびたび。言いにくくないですか?【nyao】
★なぜかサナダムシはサダナムシとはならない感じだよな。

●小学校の社会科ですごく頭のいい友達が、中臣鎌足を「なかとみのかたまり」と読んで妙に記憶に残っています。【オバハン】
★わはは。これはじわじわくる。友達が大権現(だいごんげん)を「だいげんごん」て言った時に匹敵するな。

●クロワッサンが大好きな私。主人に「クロワッサン食べたい」と言ったところ、しばらく「?」がいっぱいな顔。「クマさん」と聞き間違え、困っていたそうです。それ以来、クロワッサンはクマさんになりました。【りんごちゃん】
★逆に森のクロワッサンはなんか美味そうだ。

●「コミュニケーション」をいつも「コミニュケーション」と言ってしまう私。【まおりん】
★シミュレーションもそうだけど、書く時に間違わなければ、喋ってるときはもはやそっちが正解になりつつある言葉ってあるよな。

●「ふんいき」を「ふいんき」。ふいんきで変換しようとして出てこなかったり…。【パン田】
★これもそう。あとはアボカドのアボガドとか、体育館をたいくかんとかな。

●生まれが東京下町で50年も住んでいたので、「潮干狩り」が「ひおしがり」になってしまう。何回も言っていると、どちらが正しいのか分からなくなる。【あっちゃん】
★江戸っ子はヒとシが使い分けられなくて、日比谷が「シビヤ」になるから渋谷と区別がつかないなんて話を聞くけど、なら潮干狩りの場合は「しおしがり」になってしかるべきなのに「ひおしがり」って事は、ヒもシも言えてるわけで、ならなぜ普通に言えないのかって話さね。

●娘が幼稚園の時 看板に「おこと教室」と書いてあるの見て「おとこ教室」って何?と聞かれました。【まあーちゃん】
●お琴教室を男教室…。娘が4才の時です。【54歳女性】

★「サーロイスンテーキ」これ何て読めますか?人は文頭と文末が合ってれば、間が入れ替わっていても補正して読んでしまうのですが、子供の内は経験不足でその機能がまだ発達してないんだろうね。しかし、男教室は定番なれどインパクトあるよなぁ。

●子供が小学生の時「プールの中でバディがね…」私「へえーっ、いつ外国の子転入してきたの?」バディという言葉を知らなかった私。恥ずかしい…。【まるこ】
★ダイビングとかのパートナーの意味のバディ?俺は海猿で初めて知ったんですけど、小学生が知ってんのか…。とりあえず、(特に女性の)バディがファインプレーしたら「ナイスバディ」と言うってことでOK?

●ホテルの和食レストランでアルバイトをしていた学生の頃、30代くらいの男のお客様におしぼりを出した時「おしぼりでございます」を「おしぼりでござる」と言い間違った私に、何事もなかったかのごとく「かたじけない」と返され、この人って凄い!! こんな大人になりたい!! とずっと心に思っている私でござる。【マミママ】
★カッケーな。以前、すれ違う人が話してた内容を突然引き継いで会話をするという事を友達とよくやってたんですよ。女子高生とかが「昨日アレ見た~?」とか言ってたら、すれ違い様にこっちが「見た見た~」「あれマジ凄かったよな」とか普通に会話を引き継いで通り過ぎるの。あの時のアドリブ感を活かせれば俺もイケルと思うんだけど、咄嗟にはやっぱ無理なのかなぁ。

●年齢を重ねると間違いばかりです。息子が2人と犬1匹がいますが、皆の名前を言い間違えています。【ビッキーママ】
★マイオカンも俺と弟をよく呼び間違っていたが、犬も同列って…(笑)

●22歳の息子に向かって何回も犬の名前で呼んでしまう。もうあきらめられてる…。【masami】
★って、おーい、人と犬マンツーマンでも間違うんかーい。

●初めて会った人が「サインして下さい」と言うので、またファンの子が来たよ~と言ってニヤケていた。タダの回覧板ですからぁ~!! 一生懸命に何事にも取り組む人に「えらいね」と言おうとしたら「エロイね」と言いまちがい、冷ややかな視線が…。【どら◯も~ん!!】
★どんだけ自意識過剰やねん(笑)ちなみにコメント入力してたら変換が「エロ医ね」に。一文字漢字になっただけで、途端になんか妖しさ倍増というか、昼ドラ臭が濃くなりますよね。

●ウチのチビが食事中に「ママ、ほっぺたおいしそう」。家事炊事一生懸命頑張っているのに、私のデブをバカにするなんて。怒ると、困惑した顔で「すごくおいしいってことだよ」。「ほっぺた落ちそう」と言いたかったらしい。涙出た。【人造洋服17号】
★どんだけ被害妄想やねん(笑)食べ物でほっぺと来たら、まず落ちる方連想しようぜ。ところで、ペンネームはドラ◯ンボールからだそうですが、俺は18号が好きなのでクリリンが心底羨ましいです。

●「アルペン一万尺」の小槍の上で♪を子どもの頃、小槍を「仔ヤギ」と歌っていた事。【ちっぷじーさん】
★仔ヤギの上で踊るってどんな状況?と思いつつも皆そー歌ってたっぺ。ちなみに俺は「仰げば尊し」の「和菓子のおん」と「早いクトセ」だな。クトセってなに?乗り物?とか思ってた(笑)

●今だに帰省は「きしょう」。モッツァレラは「モレッツァ」とインプットされていて皆に「えっ」と言われる。【Y.S.】
★「きせい」という言葉も意味も知っているのに、俺も最初そう読んでたな。あるとき、ああ「帰省」が「きせい」だったのかって気付いた。ところで、先々月号で俺もよく間違えると書いたが「未だに」なので要注意だ。

●保育園の帰り際、年長さんの男の子にからかわれて、きちんと言い直したつもりの力一杯の「てんてぇ、たよおならっ!!」…今だに、じゃなかった未だに「さ行」の発音がへたっぴぃ…。【うおーりーよりさがした!!】
★今だに…ね、相変わらずよく読んで頂いているようで、ありがとうございます。ところで、先月号で俺様が誌面のどこかにいると書いたら、ペンネームが面白いことになっちゃう位探してくれた様なので、正解をお教えします。お察しの通り、少年が画像認識技術で年齢を測定している写真で、モニターに写り込んでいる野暮ったい男が俺様です。ちなみに生気の無い無精髭面でしたが、ほぼ正確な年齢が測定されてました。どうやって判断してるのか分からないけど、デーモン閣下みたいにすれば騙せるのかなぁ。それで10万ン歳とか出たら関心するな。

●義母にバッグを褒められ「このバッグはセールで買いました」と言ったら、「あらー、西武で買ったのね。どうりで素敵ね」とセイブ御用達の母に言われました。【まいこママ】
★セイブ御用達って、セレブ御用達みたいでエスプリ効いてていいな(笑)

●緒につくを「おにつく」と勘違い。友人に話したら何のことか伝わらず。友人がそもそも「緒につく」という言葉自体を知らなかった。【もも】
★言われてこんな言葉あったっけなって思い出したわ。日本人なら「もろにつく」くらい知ってなきゃ恥ずかしいわな。

●現在中学生の娘が小さい頃、コロッケをクリッコと言っていました。何度ゆっくりと教えてもクリッコになってしまうので、食卓では「今日はクリッコだよ」と普通に使っていました。【ありんこ】
★語感がイイな。ものまねタレントのことは何て呼んでたのか気になる。

●「ウォークマンしてる人がいる」を「オオクワガタしてる人がいる」に聞き間違いをしてビックリ&いつまでもみんなに言われた思い出があります。【かき氷】
★オオクワガタしてるってどんな状況だよ(笑)

●事務の仕事をしてますが、帰りがけ同僚が「今日は赤飯寿司ばっかりでゴメンナサイネ」というので「え?!私は食べてないけどぉ?」と思ったら「席外してばっかりでゴメンナサイ」と言ったそうだ(笑)聞き直して二人で大ウケしました♪【百合かもめ】
★これもなかなか味わい深いですなぁ。赤飯と寿司だけに。

●祖母はいくら教えてもバス・マジッ◯リンをフロ・マジック◯ンと言ってた。マジッ◯リンは言えてた。【目玉焼きは2個】
★未だにウチでは、違うメーカーの商品であっても、風呂の洗剤はマ◯ックリンだし、食器用洗剤はマ◯レモンと呼ばれてます。

●宝島でカルビはいくつにしますか?と店員さんに聞かれ、カルピスと勘違いして、あっドリンクバーでっと言ってしまい、高校生っぽいバイトの女の子だったので恥ずかしかったです。【はんね】
★以前の職場で、カルピスウォーター買って来てって言われて「カルビ」弁当と、当時出ていた「スウォーター」というドリンクを買って来た猛者がいた(もちろんワザと)。俺様はその行為を凄くリスペクトしていて、いつかそういうエスプリの利いた行動を取りたいと思っているのだが、なかなかチャンスが無いし、あっても気付かずに逃していたんだろうなぁと思う。

●私の手荒れがヒドく、食洗機を買った時の話。当時、ヒーローものにはまっていたウチの息子には「食洗機」が「しょっき戦士」に聞こえたらしく、設置された機械を見て喜んでいました。私を手荒れから解放してくれた正義の味方は今も毎日油汚れと戦ってくれています。【じーの】
★「ショクセンキ」は確かになんか男の子に響くものがある語感かもな。そして、じーのさんの〆の文章がナイスです。イイネボタンがあったら連打ですよ。

●オーケストラ部でバイオリンパートに所属する私が、「バイオリン会に行ってくる」と言っただけなのに母がこの上ないぐらい驚いてた。どうやら「バイオリン買いに行ってくる」と解釈してしまったらしい。【つむ】
★バイオリン会って言葉に馴染みが無さ過ぎて、これは、どう考えてもバイオリン買いに~だわ。俺で云うと「レクサスかいに行って来る」とか突然言い出す様なもんだべ?そりゃお母さんもビックリでしょうよ。

●今流行のポケ○ンGO!うちのじいちゃんは大きな声で「なんだっけ?あれ…ポ○モンQ!」もうみんな死ぬ程笑いました。【しろちゃん】
★カタカナの後にアルファベットときたら、もうQしかないよな。ピグモンをガラモンに進化させて「カネゴン、ゲットだぜ!!」

●茨城県に引っ越して2年。「いばらぎけん」と言って他県にすむ妹に「いばらき」と訂正されてしまう。【たーくん】
★何度か言ってると思うが、俺は「いばらぎ」派だ。城は普通ギと読むし、宮城だってギだし、濁音や半濁音は発声し辛い音をカバーする役割もあると思うので、言いにくい「いばらき」ではなく「いばらぎ」が自然。なので、たーくんさんには是非これからもがんばって頂きたい。

そんな感じでイバラギレジスタンスの同士を募集しつつ今宵はココまで。今回は力作揃いで泣く泣くボツも多かったです。あ、この常連さんもボツにするとこでした。では、恒例のノロケで今月は締めたいと思います。
●彼女さんの言葉一言一句を聞き逃さない様に耳をダンボにしてるので間違いはありませぇ~ん♡【ゾロメのハンジ】