ワンタン麺 醤油 990円
ライター“kotobuki” 編集部“A2C”のラーメンこの一杯 SLURP.41
いーじーぷれす 2024年2月号掲載
魚介をまとった醤油のキレ味抜群なテイスト。奥深き味わいのスープやカエシは日々継ぎ足されていくことで余韻が広がっていく。［塩］も抜群に美味しいことは言わずもがな。特殊な工夫を凝らして創り出される自家製麺がまた秀逸。麺自体が旨いうえに、軽やかな質感と計算され尽くした縮れ具合を兼ね備える。ゆえに食す程に心が弾むのを禁じ得ない。ワンタンやチャーシュー等の具材群もまた力強さに満ち満ちた盤石の布陣である。飯村製作所のワンタン麺、最高にフェイバリット！
ずっと関わりを望み、繋がりを願い、コラムに綴りたいと恋い焦がれていた。松代エリアから移転し、タンメン専門店を経て、そして現在の中華そば主体のスタイルに至るまで、我々が変わることなく大好きなストロングスタイルのラーメン店なのだ。お父様の町工場の屋号を受け継いだ店名の由来。店主としての譲れない挟持。味を愛し足を運び続けてくれる利用者への想い。この機会に様々な話ができたことは、書き手と編集者のタッグチームとして、実に無上の喜びである。
text:kotobuki
飯村製作所
つくば市要元猿壁字弥平太前772-1
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