ライター“kotobuki” 編集部“A2C”のラーメンこの一杯 SLURP.13

いーじーぷれす 2021年7月号掲載

論露に不二 / 松茸と水 830円

 コロナ禍の煽りを真っ向から受けて予定のOPEN日は延びに延びた。しかし決して怯むことなく、状況を冷静に見極め、周到に準備を重ねて船出を迎えた坂東市の論露に不二(ろんろにふじ)。すでに多くのラーメン人が、訪れ、堪能し、賛美する。最注目に値する茨城ラーメンのニューウェーブと言って何ら差し支えあるまい。
 論露に不二のベースとなる品目は「松茸と水」と「鮮魚と水」の二つ。他にその時期適宜な限定メニューが洒脱なラインナップを彩る。今回綴りたいのは「松茸と水」。香りが非常に素晴らしく、かつ旨味も満載。原価と手間が惜しみなく注がれた自家製麺が素敵に絡む。彩られる具材もまっこと美しい。
「論露に不二では素材の持ち味を大事にしていきたい。その点を味わって頂けたらと思います」とご店主の佐藤さん。きめ細やかな心遣いと目配りをされる方だということを、僕らは独立以前の鬼者語時代から知っている。一国一城の主となった佐藤さんの論露に不二を、kotobukiとA2Cは刮目し続けます。text:kotobuki

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論露に不二
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