純煮干しそば 1,160円
ライター“kotobuki” 編集部“A2C”のラーメンこの一杯 SLURP.33
いーじーぷれす 2023年5月号掲載
見た目は異色なグレーカラー。いわゆるセメント系ビジュアルのスープだが、意外やサラリとしている感触が心地良し。無論、煮干しの旨味は全開。すなわち誰もが食べやすくて着実に美味しい。固めに設定された細パツの自家製麺が素晴らしく潔いのです。豚バラとレア肩ロースのチャーシュー2種も実に堪らないっス。ワンパク初老のkotobukiは100円課金でレア肩ロースを追加トッピング＆麺を無料大盛にしましたよ。テヘッ。節テイストの沁み込んだメンマもまた多くのラーメン好きに味わって欲しいと、我々は切に願う。
2021年の創設からずっと輝き続けるステイゴールドを切り盛りするのは長谷川ご夫妻。ハイスパートで正確無比な調理オペレーション担当は奥さまです。本当に器用な方だと感服しきり。僕がある時期から「ブラザー」と呼び始めたご主人は、小数点レベルのミリ単位で自家製麺と真摯に対峙し、スープや具材の品質と温度の管理を徹底するこだわりの塊。ラーメンの職人で探究者で物理学者なのだと、友好と尊敬の念を高めた次第です。
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