つけ麺 超特大 チャーシュー入り(さらに生玉子入り)1200円
ライター“kotobuki” 編集部“A2C”のラーメンこの一杯 SLURP.05
いーじーぷれす 2020年10月号掲載
つけ麺の認知が上がり多くの注目店が登場したが、店名に「元祖手打つけ麺」を冠した丸長の存在は、僕らにとってやはりとても大きい。まるで文量が足りないので仔細は記せぬが、つけ麺のルーツを辿れば、その本流の一つが紛うことなき丸長なのだから。
まず丸長は麺が抜群に旨い。僕たちはオヤジさんがつくる麺が大好きだ。ずっと食べていたい味わい深き自家製麺。だからkotobukiは品書きにない超特大を常に頼み、ザッパザッパと喰らう。並は1玉、特大は2玉、超特大は3玉。この量を美味しくペロリ喰いできる内は、まだまだ全盛期だと思っている。
チャーシュー入りで、さらに生玉子入りのカスタマイズ。シンプルに噛み応えある煮豚が堪らない。麺が残り約1玉分になったら、生玉子へ十文字に箸をザクリと入れて麺をタップリ絡める。口に運べば、嗚呼、何たる至福の時。この名店がつくばにある喜びを、これからも僕らは噛みしめ、そして啜り続けていきたいと願うのだ。
text:kotobuki
元祖手打つけ麺 丸長
つくば市春日4-12-3